横浜の伝統を継ぎ、由緒と革新を担う馬車道の格。
幕末の開港より、外国人居留地の玄関口として栄えた「馬車道」。
開港から160余年を迎えた今もなお、当時の面影を色濃く残す横浜の異国文化の象徴です。
こうした由緒を湛えつつ、未来への進化・発展にも期待が寄せられています。

航空写真
-
馬車道の王道に21年※1ぶりに出会う。
馬車道エリアが含まれるJR「関内」駅徒歩10分圏内において、
1995年以降に分譲された新築マンションは、計48物件。
さらに馬車道周辺特定地区内に絞ると3物件のみ。
この条件を満たす物件としては、実に2003年以来21年※1ぶりとなります。 -
※MRC調べ/対象期間:発売が1995年1月~2025年7月15日までのMRC調査・捕捉に基づく分譲マンションデータの範囲内(データ資料:MRC INTEGRATED DATA SYSTEM)
文明開花の由緒と風景を残す街。
馬車道の歴史は、江戸末期にまで遡ることができます。幕府は神奈川(横浜)を開港させ、吉田橋に関門を設けることに。
その最初にできた関門へと開港場から至る道が“馬車道”でした。
外国人の乗る馬車が行き交っていたことが、その名の由来です。以降、周辺も含めて馬車道と呼ばれるようになりました。
この地は文明開花の中心として、アイスクリーム、ガス灯、近代的な街路樹など、
日本初のものが数多く誕生した場所でもあります。
-
1.横浜市開港記念会館(徒歩9分/約720m)
2.神奈川県庁(徒歩11分/約830m)
3.神奈川県立歴史博物館(徒歩3分/約220m) -
欧米の様式が取り入れられた、
今なお残る歴史的建築物の数々。明治から昭和初期にかけて、馬車道周辺には欧米の美術文化を取り入れた近代建築物が建ち並びました。
今もなお当時の面影を残す建造物も少なくなく、例えばネオ・バロック様式の影響を色濃く受けた石造りの「神奈川県立歴史博物館」は国の重要文化財となっているほか、赤レンガ造りを思わせる「横浜第2合同庁舎(旧生糸検査所)」や、アールデコ時代の風趣漂う「東京藝術大学大学院映像研究科 馬車道校舎」など、見どころ満載です。
1.横浜市開港記念会館(徒歩9分/約720m)
2.神奈川県庁(徒歩11分/約830m)
3.神奈川県立歴史博物館(徒歩3分/約220m)
とどまることのない進化の系譜。
さらなる発展に高まる期待。
馬車道エリア・関内エリアでは、現在もなお複数の再開発プロジェクトが進行中。
オフィスやショップ、ホテルなど様々なジャンルの施設が融合したミクストユース型のプロジェクトを中心に、
数多くの事業が2026年〜2030年にかけて竣工を迎える予定です。界隈のますますの発展に今から期待が高まります。
※出典:①④⑤横浜市HPより②③国土交通省HP
この街の景観と暮らしやすさは、厳しい制約によって守られています。
馬車道地区では、古き良き西洋文化の面影を残す街並を守るために、建築物の用途やスペックに様々な制約が設けられています。
例えば、まちづくりの理念に反した業種や業態の施設が認められないほか、建築物の高さは31m以内が基本。
建築物のベーシックカラーも「茶・黒・白」と定められています。
こうした厳しいルールが定められていることによって、
異国情緒漂う大切な景観と安心して暮らすことのできる住環境が末永く守られています。
※出典:横浜市HP「馬車道まちづくり協定」より



